Windows再セットアップメモ (2015/4/22版)
前回のセットアップから変わった手順があるため、再投稿します。
- 変更点
- Chocolateyセットアップを
packages.config
で行うように変更。
- Chocolateyセットアップを
目的
なんだかんだと環境が汚れて、Windowsを再セットアップすることがあります(仮想環境を使えとは思いますが)。ここでは、再セットアップの手順を説明します。 なお、この文章はあくまで自分向けなので、他の人には参考にならないと思います。たぶん。
前準備
- IMEの辞書をバックアップする。
- 他にバックアップすべきファイルが無いか、全フォルダを確認する。特に、ユーザーフォルダ以下を確認する。
- iPhonei USB接続でテザリングする場合、iTunesインストールファイルをダウンロードしておいたほうが良い。
- iTunesがインストールされていないとUSB接続でのテザリングができないため。
用意するもの
- 外付けHDD。PC内にしかないファイルを退避するため。Dropboxなど外部ストレージに保存してあるなら、必要ない。
- Windowsインストールメディア。Windows PCであれば、PC内に回復用パーティションがあるはず。
- MS Officeインストールメディア。
手順
Windowsインストール
- インストールメディア、または回復用パーティションからWindowsをインストールする。
- Microsoftアカウントでログオンする。
- ログオン方式を変更する。
- Microsoftアカウントのパスワードをランダム文字列にしていて覚えていないため、ログオン方式を変更している。
初期設定
※設定は、前使用していたアカウントから色々引き継がれる。
- ディスプレイ解像度、デスクトップ壁紙、スクリーンセーバーを設定する。
- エクスプローラーを設定する。
- 自動的に現在のフォルダーまで展開。
- 全てのフォルダを表示。
- フォルダの表示設定をクリア、設定
- 拡張子を表示
- タスクバーを設定する。
- 左に表示
- 小さいアイコン
- 電源を設定する。
- スタート画面、タスクバーのアイコンを整理する。
- インターネット接続を設定する。
- 自宅LANに接続
- テザリングで接続
- Windows Updateを行う。
- ウィルス対策ソフトウェアをインストールし、最新状態に更新、完全スキャンを行う。
- コマンドプロンプトを設定する。
- フォントサイズ
- 画面幅、バッファ
Chocolatey
- Chocolatey Galleryに記載されているコマンドをコマンドプロンプトで実行して、Chocolateyをインストールする。
- gitだけ、先にインストールする。
> cinst git.install
> git config --global user.name "John Doe"
> git config --global user.email johndoe@example.com
> git config --global core.autocrlf false
> git config --global core.precomposeunicode true
> git config --global core.quotepath false
- GitHubから、PCセットアップ用のプロジェクトをクローンする。 TODO os-setupプロジェクトをGitHubに移動する。
> git clone https://github.com/u6k/os-setup.git
- クローンしたフォルダに含まれる
packages.config
を使用して、ソフトウェアをインストールする。
> cinst -y packages.config
なお、packages.config
の内容は以下の通り。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<pakages>
<package id="TortoiseGit" />
<package id="tortoisesvn" />
<package id="svn" />
<package id="GoogleChrome" />
<package id="thunderbird" />
<package id="winscp" />
<package id="jdk8" />
<package id="vcredist2013" />
<package id="directx" />
<package id="ccleaner" />
<package id="adobereader" />
<package id="cygwin" />
<package id="ruby" />
<package id="python" />
<package id="cygwin" />
<package id="putty" />
<package id="SourceTree" />
<package id="virtualbox" />
<package id="vagrant" />
<package id="genymotion" />
<package id="dropbox" />
<package id="fiddler" />
<package id="sandboxie" />
<package id="truecrypt" />
<package id="android-sdk" />
</packages>
手動でソフトウェアをセットアップ
- MS Office
- オートコレクトを一通りオフに設定。
- Explzh
- 32bit版を使用する。64bit版だと、なぜかアーカイバーDLLがダウンロードできない。
- アーカイバーDLLを全てインストールする。
- IrfanView
- 本体は日本語ページから、プラグインは英語オフィシャルページからダウンロードする。
- CCleaner
- 起動時にクリーン
- WinMerge
- サクラエディタ
- インストール途中で、「Sakuraで起動する」を設定する。これがあるため、Chocolateyからはインストールしない。
- astah*
- CubePDF
- TeraTerm
- Google日本語入力
- GomPlayer
- DriveAnalyzer
- Skitch
- Java SDK
- JAVA_HOME環境変数を設定する。
- GoogleChrome
- Googleアカウントでログインする。
- Dropbox
- ログインし、同期する。
- Skype
- ログインする。
- SourceTree
- GitHubにログインする。
- BitBucketにログインする。
- Genymotion
- 適当なエミュレーターイメージをダウンロードし、使えるようにする。
- Android SDK
- 適当なモジュールをダウンロードする。
ソフトウェアの更新(ときどき)
Chocolateyにはソフトウェアの一括バージョンアップ機能があります。ソフトウェア側が持っている自動バージョンアップ機能はオフにしておいて、Chocolateyに任せる運用をしています。 Chocolateyでソフトウェアをバージョンアップさせるには、以下のコマンドを実行します。
> cup all
これを定期的に実行するようにすればよいでしょう。
ちなみに、OneGetの話
Windows 10からはOneGetというChocolateyに似た仕組みが標準実装されるらしいです。OneGetはChocolateyリポジトリもサポートされるらしく、将来的には乗り換えるかも。
メモ
- まだまだ、手動でインストール・設定することが多い…
- Linuxのdotfile管理みたいなのは、Windowsだとレジストリかな。レジストリを保存しておいて、Chocolateyインストール→レジストリを復元、で設定を復元できないかなぁ。そんなに綺麗にはできないよなぁ…