情報インプット・アウトプット経路 (2013/6版)
前回は今年3月に情報整理方法を書きましたが、短期間でいろいろ変えたので、再整理します。細かい点でいろいろ変えてみましたが、ポイントはほぼ変わっていません。
経路図
ポイント
- 読みたいと思ったページは、まずPocketに流し込んで集約する。
- 朝・夕にチェックします。
- この作業は可能な限り高速で行いたいと考えています。このため、「タイトルと概要を読む」「気になったらPocketに流し込む」という手順になります。
- Pocketで読んで「Good!」と思ったページは、Evernoteに保存する。
- Pocketは空き時間が出来たら、最新のページから読んでいきます。
- かなりの件数が溜まるので、見切りが必要です。つまり、先頭の数行を読んで興味センサーに引っかからなかったらすぐに捨ててしまいます。
- 1日にそれなりの件数が溜まります。ほとんどの日はそれを消化しきれないので、未読が溜まっていきますが、それについては諦めています。重要な情報であれば、自然と埋もれずに何回か遭遇しますので。
- Evernoteなどの保存に時間をかけない。
- 以前は全文をキレイに取得して保存していましたが、これにかなりの時間がかかるためやめました。代わりに、「そのページを呼んだ時の感想」と「あとで検索しやすいようにタグ」を付けるようにしました。
- ページを読んだ結果、チェックリストを作成したり、テンプレートやUIキットをダウンロードした場合は、Evernoteだけではなく、Google Drive、Dropboxなどにも保存します。
以前と比べて、3.が追加となっています。キレイに保存できるのはいいのですが、あまりにも時間がかかりすぎていて、その他の作業に支障が出ていましたので…
以下に、手順や考え方を説明します。
RSS→Pocket
以前はGoogle Readerを使っていましたが、ご存知の通り2013/7/1に廃止されてしまいます。その後、いくつかのサービスを試して、最終的にlivedoor Readerに落ち着きました。なお、基本的にiPhoneのLaddrを使ってチェックしています。LaddrのUIはかなり気に入っています。
1日に100~200タイトルに目を通し、そのうちの1割程度をPocketに流し込みます。
キュレーションサービス
RSSは「自分が興味を持ったサイト」を登録していますが、「SoGap」「あとで新聞」は「自分の興味外」のページが引っかかることがあり、便利です。自分の興味がある情報だけだと、視野が狭くなってしまいますしね。
他に試したサービス
livedoor Readerに落ち着く前に試したサービスは、主に以下の2つです。
- Feedly
- 私はRSSでお気に入り管理や通読をする気は無く、ただ「未読ページをささっと流し読みできる」「気になったページをさっとPocketに流し込む」ということをしたいのです。そんな私にFeedlyは肌に合いませんでした。
- ifttt
- iftttでGmailに流し込んで、メーラーでさっと確認したらPocketに流し込む、という方法を試しました。メーラーは普段から使い慣れたツールですし、さっと読んで流し込むという動作はメーラーの得意とするところです。
- しかし、フィードの大掃除でハマりました。私は数カ月に一度、フィードの発行状況やその時の興味を考慮してフィードの大掃除(大量購読解除)を行いますが、iftttで連携した場合、サイトごとの過去フィードを一覧で見ることが出来ません。このため、iftttは使用を止めました。
Twitter→Pocket
やり方は変わってなく、iPhone版Echofonでチェックしています。1日に約200ツイートほど目を通し、興味センサーに引っかかったURLをPocketに流し込みます。RSSと同じく、Twitterもたまにフォローを整理します。
Gmail→Pocket
やり方は変わってなく、いくつかのメーリングリストを購読しているので、その中の興味センサーに引っかかったURLをPocketに流し込みます。メーリングリストで興味深い議論がある場合は、スターを付けて議論が終わるまで待って、それからEvernoteに保存します。
なお、以前はGunosyをメールで受信していましたが、アプリに変えました。
Gunosy→Pocket
数日前からアプリを使っています。今のところ、順調です。流れてくる情報の精度にもそれほど不満はありません。Gunosyは、朝だけチェックしています。
オトラテ→Pocket
こういうアプリを待っていた! ていうか自分でも細々と作っていたら出てきたのでビックリ。はじめは合成音声に違和感がありましたが、数日で慣れました。通勤の歩行中などに聞いています。こちらは、気になった記事があったら、一度道の端に立ち止り、それからPocketに流し込んでいます。正直、この手順はもう少し何とかしたいです。
SmartNews→Pocket
Gunosyと同じキュレーションサービスであるSmartNewsを使っています。流れてくる内容は他サービスと重複する部分が多いですが、UIが気に入っています。
Webページなど→Pocket
検索して大量に見つかったページ、読むのに時間がかかりそうなスライド、資料PDFなど、一瞬でも「今読み切れない」と思ったページは、とりあえずPocketに突っ込んでしまいます。
ここまでの作業で、様々な情報がPocketに集約されます。今度は、それを読んだ後の作業です。
Pocket→Evernote
とは言っても、読んだ後も「集約する」ことを念頭に置いているため、ほとんどの情報はEvernoteに保存します。Evernoteでは厳しい、Excelチェックリスト、スライド資料、簡単なスクリプト、などは、DropboxやGoogle Driveに保存します。
Pocket→Twitter
他に、読んだページをシェアするために、Evernoteに保存すると同時にTwitterにもツイートします。積極的に繋がりたいわけではないので、仲間内に共有するためです。
なかなか大がかりに見えますが、大事なのは「気になっても、とりあえずPocketに集約する」ことにより、「Pocketに自分が読みたいページがある」という安心感と一貫性を得ることだけです。
ただ、もちろん改善点はあると思っているので、別の方法も考えたいところです。